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探究学習プログラム

中学校・高等学校向け探究学習
宮島水族館SDGsプログラム

宮島水族館SDGsプログラムとは、宮島水族館(広島県廿日市市宮島町)を拠点に世界的な課題を探究できる、中学校・高等学校向け探究学習プログラムです。宮島には、世界文化遺産「嚴島神社」など、魅力的な「自然・文化・歴史」という学習資源が豊富にあります。宮島水族館SDGsプログラムは、瀬戸内海まるごと水族館をコンセプトにした宮島水族館で、生物多様性の専門家として働いている水族館職員のSDGs講演と、教育ファシリテーターによるSDGsワークショップ、事前事後学習用のワークシートを含む、水族館ならではの探究学習プログラムです。中学校での「総合的な学習の時間」や、高等学校での「総合的な探究の時間」を通じて育まれた、探究的な資質や能力を発揮できるプログラムとなっています。

プログラム概要チラシ(PDF)はこちら

 

プログラム内容

「旅マエ(事前学習)、旅ナカ(現地学習)、旅アト(事後学習)」の三段階での学習を通じて、生徒一人ひとりが「探究する力」の大切さに気づき、発揮できることを目指します。

旅マエ

旅マエ(事前学習)では、宮島水族館SDGsプログラムの事前学習動画(Youtube限定公開)を聴講し、事前学習ワークシートの設問について調べ、発見した内容を記入します。調べる過程で疑問に思ったことは、QRコードから質問フォームに入力しましょう。入力した質問は、旅ナカ(現地学習)の講演にてお答えします。(質問内容によっては、明確に回答できない場合があります。予めご了承ください。)

旅ナカ

旅ナカ(現地学習)では、「(1)情報収集→(2)整理・分析→(3)課題発見→(4)Myアクションの作成→(5)表現と共有」という探究サイクルを活用し、SDGsを題材にした講演とワークショップを行います。水族館職員の講演をもとに、宮島水族館から世界課題を探ります。さらに、教育ファシリテーターによるワークショップでは、課題の解決策を、探究学習ワークシートに「Myアクション」として書き出し、生徒同士での意見交換、全体での共有を通じて、生徒たちが「探究する力」の大切さに気づき、発揮できることを目指します。

旅アト

旅アト(事後学習)は、現地学習で書き出したりシェアした「Myアクション」を、プロジェクトとして企画します。企画したプロジェクトは、「総合的な探究の時間」などで実践することで「探究する力」は飛躍的に向上します。その際に、事後学習を支援するオンライン講演や、ZoomやGoogle Workspace for Educationなどを活用したプロジェクト実践のサポートも別途可能です。ご希望の際は、お問い合わせにその旨をお書きください。

 

プログラム料金

基本料金(~60名まで)176,000円(税込み) ※入館料は別途必要です。
追加料金(60名を超える人数)1,650円(税込み) ✕ 人数

※その他、学校のニーズに応じて、宮島全体を探究フィールドにした1Day(1日)及び2Days(1泊2日)の「宮島SDGsプログラム」の開発も可能です。

料金に含まれる内容は以下の通りです。

<旅マエ(事前学習)>

– 事前学習動画

– 事前学習ワークシート(PDF)

<旅ナカ(現地学習)>

– 講演とワークショップ(90分間プログラム)

– 現地学習ワークシート(PDF)

<旅アト(事後学習)>

– 事後学習ワークシート(PDF)

 

旅ナカ(現地学習)の内容

旅ナカ(現地学習)は90分間の探究学習プログラムです。課題を自分事として捉え、「Myアクション」という解決方法を考えることで、自分の答えをつくる力を育みます。

まず、事前学習で調べた内容をベースに、水族館職員による瀬戸内海の生物と環境に関する講演を聴講します。事前学習でいただいた質問の中から、科学的に解答できる質問についてもお答えします。これらの活動が「(1)情報収集」です。次に、教育ファシリテーターによるワークショップにより、「(2)整理・分析→(3)課題発見→(4)Myアクションの作成」を、SDGsワークシートで行います。そして、「Myアクション」についての意見交流を行い、会場全体で共有することで、「(5)表現と共有」を行うことができます。探究学習プログラムの後、宮島水族館の展示をSTEAMの観点で見学し、気づきをワークシートに書き込みます。STEAMについては、事前学習動画で学ぶことができます。STEAMを活用した学びの事例については、経済産業省「STEAMライブラリー」をご参照ください。

進め方

水族館職員による瀬戸内海の生物と環境に関する講演を行います。プログラム参加人数が15名以下の場合は、水族館内レクチャールームを使用します。それ以上の場合は、 etto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)など、参加人数を収容できる会場にて講演とワークショップを行います。会場の詳細については、FAQ「プログラム実施会場は水族館内の施設を使用できますか。」をご参照ください。※この写真はレクチャールームです。etto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)は、350名まで収容可能です。

 

探究的な学びにスイッチの入った生徒さんの感想や意見を大切にしながら講演を行います。事前学習でいただいた質問も含めて、科学的に答えられる内容について可能な限り質疑応答させていただき「(1)情報収集」を促進します。

 

教育ファシリテーターによるワークショップをスタート。「(2)整理・分析→(3)課題発見→(4)Myアクションの作成」までを行います。ワクワクする課題解決「Myアクション」が出てくる場づくりをファシリテートいたします。

 

「課題発見」や「Myアクションの作成」を進める過程で思い浮かんだ疑問については、水族館職員に尋ねることも可能です。科学的、専門的な知見から解答を得ることができるかもしれません。

 

教育ファシリテーターは教育コンサルティング会社を経営する起業家です。「課題発見」や「Myアクションの作成」について、ビジネス観点からアドバイスすることもできます。課題解決のためには、ボランティア活動だけではなく、資金や予算が必要な場合もあります。持続可能な「Myアクション」を考えてみましょう。

 

学習教材 SDGsワークシート

宮島水族館SDGsプログラムの現地学習ワークシートに記入する前に、たくさんのメモを書いています。メモをもとに、自分の考えを「整理・分析」できると「課題発見」をしやすくなります。GIGAスクール構想によりICT学習が普及したからこそ、手書きメモによるクリエイティブな発想が大切です。

 

生徒同士の意見交換

発見した課題を解決するための「Myアクション」について自由に意見交換しています。友だちが感じた、ふとした疑問に答えることで「Myアクション」がブラッシュアップされます。

 

自分の「Myアクション」を熱く発表しています。全体に共有しフィードバックを得ることで、「Myアクション」をさらにブラッシュアップすることができます。これは「(5)表現と共有」です。事後学習では、この「Myアクション」をもとに実践してみたくなる企画書に進化させてみましょう。どんな小さなことでも実践することで、探究する力は育まれます。

 

90分間の探究学習プログラムを終えた後は、宮島水族館を自由に見学してみましょう。タッチプールでは瀬戸内海の生きものとふれあうことができます。水族館内でいくつのSTEAMを発見できるか挑戦してください。

 

宮島水族館のシンボルマークになっているスナメリをカシャッと撮影中。宮島水族館SDGsプログラムは「瀬戸内のくじら」からスタートします。

 

講師

教育ファシリテーター

株式会社ジブンノオト 代表取締役 / キャリア教育デザイナー
大野圭司

ファシリテーター 大野圭司

教育を仕事にする。

高齢化率日本一の町に可能性を見い出し、15歳で「島おこし」を志す。 中三の日記に「結婚するぐらいになって帰って来て事業をおこす」と書いたことを思い出し、26歳で東京からUターン。30歳の時、母校の廃校を悔やむが、若者のUターンを増やすためには、地域志向の学校教育が必要だと感じ学校ボランティアへ登録。31歳から、周防大島町立東和中学校で地域をベースにしたキャリア教育を開始。35歳で株式会社ジブンノオトを設立し教育を仕事にする。これまで、山口・広島・岡山を中心に13,000人以上の小中高生・大学生にキャリア教育を実践。

役職

  • 広島県廿日市市「ふるさと学習コーディネーター」
  • 広島県福山市立福山中学校「探究学習コーディネーター」
  • 岡山県井原市「ひとづくりアドバイザー」
  • 経済産業省「起業家教育協力事業者」